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健康寿命を左右するのは「歯」です

お口の健康と健康寿命の関係が、近年注目されています。お口の健康状態が悪くなり、多くの歯を失うと、全身疾患の発症リスクを高め、健康寿命を縮めることにつながるのです。
当院では、ただ痛くなった場所を治療するだけでなく、生涯にわたりお口の健康を維持し、健康寿命を延ばすための治療をご提供しています。

歯を失うことと健康寿命の関係
歯を失うことと健康寿命の関係

多くの歯を失うと、次のような病気やトラブルのリスクを高めます。歯の喪失が招く疾患には、命にかかわる病気や要介護状態を招くものも多く含まれます。ただ長生きするだけでなく、健康で長寿を全うするには、お口の健康を守り、多くの歯を残すことが大切です。

  • 認知症
  • 肥満
  • 糖尿病
  • 脳血管疾患
  • 心疾患
  • 胃腸の不調
  • 免疫力の低下
  • 転倒

多くの歯を失うと認知症のリスクが約1.9倍に

歯と脳の働きは深く関係しています。咀嚼により脳の血流量が高まることで、脳が活性化するのです。
多くの歯を失いしっかり噛めなくなってしまうと、脳への刺激が減って脳の働きが悪くなってしまいます。咀嚼によって唇や歯茎、顎、舌などに多くの感覚刺激があり、それが脳に伝わることで脳の働きが高まるとされています。

噛むことや歯の喪失と、認知症発症リスクとの関係を調べたデータはさまざまありますが、ほとんどの歯がなく、入れ歯などの補綴治療も行っていない人は、20本以上の歯が残っている人に比べて、1.9倍も認知症リスクが高まるという調査結果もあります。
よく噛める歯を多く残し、よく噛んで食べることは、認知症を防ぐ「脳トレ」につながると言えます。

噛めなくなると肥満になりやすくなります

噛むことには、次のような肥満予防効果があります。
歯がなくよく噛めなくなると、
食欲が抑制されず、肥満を招きやすくなってしまいます。

  • 咀嚼により満腹中枢が刺激され、食欲が抑えられます。
  • 食欲増進作用のある「グレリン」というホルモンの分泌を抑制する。
  • 咀嚼により満腹中枢が刺激され、食欲が抑えられます。
  • 食欲増進作用のある「グレリン」というホルモンの分泌を抑制する。
肥満がさらなる疾患を招きます イラスト

肥満がさらなる疾患を招きます
肥満がさらなる疾患を招きます

肥満は、糖尿病や高血圧、脂質異常症、動脈硬化などの生活習慣病を招く要因となります。生活習慣病は、自覚症状がほとんどないため、発症してもすぐには気付きにくいです。しかし、進行すると脳血管疾患や心疾患といった命にかかわる疾患の原因になります。

歯を多く失うと転倒しやすくなります

ご高齢の方の転倒は、骨折の原因となり、寝たきりを招く可能性があるため注意が必要です。歯の喪失と転倒は、関係がないように感じられるかもしれません。しかし、20本以上歯が残っている人に比べ、残っている歯が19本以下で、かつ入れ歯などを使用せず抜けたままにしている人は、転倒のリスクが高くなるという調査結果があります。
歯を失って、適切な補綴治療を行わなければ、噛み合わせのバランス(顎の位置)が悪くなり、体全体のバランスも悪くなってしまいます。歯の健康を守り、転倒やそれによる寝たきりを防ぐことが、健康寿命を延ばすうえで大切になるでしょう。

歯を多く失うと転倒しやすくなります イラスト

1本の歯を失うと、歯を失うリスクがどんどん高まります

歯を失った時の治療法には、入れ歯・ブリッジ・インプラントがありますが、入れ歯やブリッジは他の歯を支えにして喪失した歯を補うため、残っている歯に大きな負担をかけてしまいます。それにより、支えとなる歯の寿命を縮める場合もあります。
だからといって、歯が抜けたまま放置してしまうと、噛み合う歯が伸びてきたり、両隣の歯が倒れてきたりするなど、噛み合わせが悪くなる原因を招いてしまいます。歯がなく噛めないことにより、片側の歯でばかり噛んでしまうことも、特定の歯に過度の負担をかける原因になります。

「歯が1本くらいなくても」と軽く考えてはいけません。 写真

「歯が1本くらいなくても」と軽く考えてはいけません。

1本の歯を失ったということは、さらに歯を失うリスクが高まったことを認識する必要があります。また、歯を失ってしまったということは、何らかの原因があったのかもしれません。お口のメンテナンスを見直し、さらに歯を失わないように努めることが大切です。健康寿命を延ばし、生涯にわたって心も体も豊かな生活を送れるように、日ごろから歯を守ることが大切です。

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