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COLUMN 01 虫歯の原因を知れば虫歯は防げる

「毎日歯磨きをしているのに虫歯になった」という方はとても多いです。確かに虫歯予防の基本は毎日の歯磨きですが、歯磨きだけでは効果的に虫歯を予防することはできません。虫歯の原因や虫歯が発生するメカニズムを知り、自分に合った対策を行うことが大切でしょう。

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虫歯の原因

虫歯の原因

虫歯の原因はプラークです。プラークに潜む細菌(ミュータンス菌など)が作り出す酸によって、歯が溶かされた状態が虫歯です。細菌は砂糖(糖分)を栄養源とするため、甘い物は虫歯になりやすくなる原因の一つです。
糖分の摂取だけでなく、歯磨きの仕方や唾液量の不足など、細菌の働きや繁殖を高める要因(リスク)は多数あります。そのため、効果的に虫歯を予防するには、さまざまな角度からの対策が必要なのです。

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虫歯になるまでの流れ

虫歯になるまでの流れ
虫歯になるまでの流れ1 イラスト

口腔内にいる細菌が、食べ物の中に含まれている糖分を利用して、粘着性の高いプラーク(歯垢)を、歯の溝・歯の表面などに作ります。

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細菌にとって、プラークは快適な環境なので、どんどんと増殖していきます。

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細菌は歯を溶かす酸を作ります。その酸によって歯のエナメル質や、象牙質が溶かされていきます。これが虫歯です。

生活の中に隠れている主な虫歯のリスク

虫歯の根本の原因は、ミュータンス菌をはじめとする細菌です。誰でも口の中には細菌が存在しますが、虫歯のなりやすさには違いがあります。細菌の働きや繁殖を高める要因(リスク)が重なることで、虫歯になりやすくなるのです。唾液の分泌量や口の中の細菌数などは、検査で確認できますのでぜひご相談ください。

糖分の多い食生活

歯を溶かしてしまう酸を作りだす細菌にとって、糖分は一番のエネルギー源です。甘いものを頻繁に摂取していたり、だらだらと長い時間摂取していたりすると、細菌の働きが高まって虫歯が発生するリスクが高まってしまいます。
糖分の摂取バランスが守られていれば、細菌によってつくられた酸は、唾液の作用によって中和されます。また、歯のエナメル質の一部が酸によって溶かされていても(ごく初期の場合は)、唾液の働きによって再石灰化が行われ修復されます。
甘いものが好きな人は、摂取の仕方に注意が必要でしょう。

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口腔内細菌の種類・数

誰でも口の中には細菌が存在しています。虫歯の発生にかかわる細菌が多く存在すれば、虫歯の発生リスクも高くなります。
口腔内細菌には種類があり、虫歯の発生にかかわる細菌や歯周病の発生にかかわる細菌もあれば、良い働きをする細菌もいます。口の中にどの細菌が多く存在するかによって、虫歯の発生リスクは違うのです。
ミュータンス菌をはじめとする虫歯の原因細菌が多く口の中に存在している場合には、より効果的な虫歯予防が必要になります。

唾液の分泌量

唾液の分泌量はいつも一定ではなく、過度なストレス状態、アルコールの過剰摂取、喫煙習慣、加齢などの影響を受け、少なくなってしまう事もあります。唾液の分泌量が少なくなると、酸の中和作用や再石灰化の働きが弱まり、虫歯になりやすい口内環境となってしまいます。

詰め物・被せ物の劣化

虫歯などの治療で、詰め物や被せ物をする場合がありますが、この詰め物(インレー)・被せ物(クラウン)が原因で、さらに虫歯になってしまう場合があります。
金属やプラスチック(レジン)は、数年たつと劣化して、隙間ができてしまうのです。詰め物や被せ物と歯の間にすき間ができて、そこから細菌が侵入すると虫歯が出来てしまいます。
治療が完了すると安心してしまいがちですが、定期的にチェックを受け、詰め物・被せ物の劣化を確認することも大切です。

歯磨きが正しく行えていない

プラークを除去するには、歯磨きが必要です。自分では、歯磨きをしっかりと行っているつもりでもあっても、磨き残しはあるものです。染め出し液を使ってみると、磨き残しの箇所を確認することができます。歯磨きを正しく行えていない方がとても多いです。歯磨きの仕方を見直すことも必要でしょう。
また、歯ブラシだけのケアでは不十分な場合が多いです。歯と歯の隙間は歯ブラシが届きにくく、磨き残しになりやすいため、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具を活用することも大切です。

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定期的な受診が虫歯の進行予防・早期治療につながります

虫歯を防ぎ、歯の健康を保つためには、歯科医院での定期検診をお勧めします。定期検診の際に歯磨きの正しい方法をお伝えする事も出来ますし、歯磨きでは取りにくいプラークへのケアの方法を教える事も可能です。また、ホームケアだけでは取り切れないプラークは医院で除去する事が可能です。もし、歯に問題が見つかれば、早期治療にもつながります。

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