歯の健康と障害治療費

65歳で15万円の差!予防歯科が生涯医療費を安くする

生涯医療費とは、一人の人が生まれてから亡くなるまでにかかる医療費のことを言います。生涯医療費の平均は約2600万円であり、75~79歳の5年間で平均300万円もの医療費がかかっています。
年齢を重ねるにつれてかかる医療費は高くなっていきますが、定期的に歯科を受診している人は、49歳以降の医療費が安くなる、という調査結果があります。予防を目的とした歯科受診が歯を守り、全身の健康や生涯医療費に良い影響を与えた結果と言えるでしょう。

治療費の年齢別グラフ

予防歯科が医療費の節約につながる

トヨタ関連部品健康保険組合と豊田加茂歯科医師会の共同調査によれば、定期的に歯科を受診している人は、生涯医療費が平均よりも安くなることがわかっています。

共同調査について

この調査は、年に2回以上(歯石除去などで)定期的に歯科を受診している人、602人を抽出して行われました。
定期的に歯科を受診している人は、48歳までは総医療費が平均よりも高くなっていますが、49歳以降は平均医療費よりも安くなる傾向がみられました。年齢を重ねるごとにその差は広がり、65歳の平均医療費は35万円なのに対し、定期的に歯科を受診した人は20万円以下と大幅に安くなりました。
生涯医療費は、定期的に歯科を受診している人は、平均よりも安くなるという結果となりました。

定期的にケアをいっている人といない人の治療費の比較グラフ

定期的な歯科受診で医療費が安くなる理由

定期的に歯科を受診すると、その分医療費が高くなる印象をお持ちではないでしょうか。しかし、定期的に歯科を受診し、メンテナンスを受けることは、歯や口の中の健康維持につながります。
口の中の健康は、全身の健康につながりますから、糖尿病や認知症をはじめとする全身の病気を防ぎ、それらの治療費を抑えることができるため、生涯医療費を抑えられるのです。

歯のメンテナンスによって全身疾患の予防になる、

予防歯科は歯の治療費の節約にも

予防に費用がかかることに抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、虫歯になり治療が必要になると、予防歯科以上に費用がかかります。
進行するほど、費用が高くなりやすく、抜歯が必要になり、補綴治療を行うと保険のブリッジの場合でも、1~2万円はかかります(3割負担の場合・治療部位等により金額は違います)。インプラントにする場合には、その10倍以上はかかるでしょう。
予防歯科は歯科を含めた医療費の節約につながります。そして、何よりお口の中や全身の健康を維持し、健康寿命を延ばすことにもつながります。病気になってから後悔することがないように、早めに予防歯科を始めることが大切でしょう。

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